7月11日~ 8月30日
SOMPO美術館
開館50周年記念 山口華楊展
↑ポスター画像
↓《白露(はくろ)》1974年 紙本彩色 178.0 × 141.6cm 京都国立近代美術館
京都出身の日本画家で動物画や花鳥画で知られる山口華楊(やまぐち かよう、1899年〈明治32年〉10月3日~1984年〈昭和59年〉3月16日)を取り上げた展覧会。戦後の京都画壇で中心的存在となった人物である。
山口華楊(本名・米次郎)は京都の友禅職人の家に生まれた。家業が友禅の世界でもあり、幼いころから絵に親しみ、1912年に動物画を得意とした日本画家、西村五雲(にしむらごうん)(1877–1938)に入門。
↑《幻化(げんげ)》1979年 紙本彩色 155.7 ×171.1cm SOMPO美術館↑《制空》1944年 紙本 彩色 186.5 × 129.0cm 名都美術館

←《犢(こうし)》1941年 紙本彩色 143.2×157.3cm 京都市立芸医術大学芸術資料館
その後京都市立絵画専門学校に入学し、自身も主に動物を主題とした作品で頭角を現している。師五雲の亡き後、画塾・研究団体である晨鳥社(しんちょうしゃ)を再興し、京都画壇を代表する画家の一人となった。
本展では、美術館が収蔵する華楊の代表作3点を中心に初期から晩年までの画業を展観する。京都ではなじみの深い華楊であるが、東京では27年ぶりの回顧展となった。展覧会構成は、1 章 初期作品、2 章 系譜―師・五雲から華楊へ、3 章 探究―植物表現の生命力、4 章 大成―「偉大なる動物画家」としての4章立て。見どころは、まず、東京で27年ぶりの回顧展で山口の作品に出合えるチャンスであること。次に華楊といえば、動物画…と言われ、犬や鹿、牛、狐、ライオンなど、さまざまな動物たちを描いた作品が並ぶこと。例えば、晩年に好んで画題とした《幻化》などに見られる狐などはずる賢い動物としてではなく、気品ある存在としてとらえているところなど画家の感覚が身近に感じられる。そして美術館秘蔵の華楊の初期・中期・後期を代表する《葉桜》、《猿》、前述の《幻化》の作品が一挙に公開されること。

作家略歴:京都の友禅職人の家に生まれる。1912年、西村五雲に入門。17歳で文展に初入選。以後官展を中心に展覧会への出品を重ねる。五雲が没した1938年に晨鳥社を再興。1943年海軍省派遣画家としてジャワ方面に従軍。戦後は日展と晨鳥社展を主たる発表の場に。1981年文化勲章を受章。1982年にはチェルヌスキ美術館(パリ)で個展が開催され、「偉大なる現代の動物画家」と 評価される。
now on view!
『開館50周年記念 山口華楊展 The 50th Year of the Sompo Museum of Art Yamaguchi Kayo: A Retrospective』SOMPO美術館(新宿区・西新宿) 会期 2026年7月11日(土)~ 8月30日(日) 会場:SOMPO美術館 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 新宿駅西口より徒歩5分 休館日:月曜日(ただし7/20は開館)、7/21 開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで)※最終入場は閉館30分前まで 主催:SOMPO美術館、毎日新聞社 特別協賛:SOMPOホールディングス 特別協力:損保ジャパン 後援:新宿区、TOKYO MX 観覧料(税込): 年齢は入場時点 一般(26歳以上)/事前購入券1,500円、当日券1,600円 25歳以下/事前購入券1,000円、当日券1,100円 高校生以下無料 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(ミライロIDも可)をご提示のご本人とその介助者1名は無料、被爆者健康手帳をご提示の方はご本人のみ無料 ●25歳以下の方は生年月日が確認できるものをご提示ください ●各種購入方法の詳細は美術館ホームページをご確認ください URL https://www.sompo-museum.org/
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