↑ポスター
↑瀧口修造、岡崎和郎《檢眼図》1977年、石橋財団アーティゾン美術館 ©︎ Kazuo Okazaki石橋財団では、この昭和期を代表する詩人、そして美術批評家でもあった瀧口修造の作品(他の作家との共作含む)を163点を所蔵している。
本展は、作品収蔵後にこれらの作品の半数余りを一挙に公開する初の回顧展となる。1920年代にシュルレアリスムの影響下に自ら詩作を始め、1930年代から戦後にかけて、ポール・セザンヌから同時代に至る美術についての思索と著述を重ねていく瀧口の歩みは、「書く」営みに貫かれたもの。 その瀧口が1960年に本格的に試みたのが、自身で「デッサン」と称した造形作品の制作群。「書く」ことを通じて世界と対峙してきた瀧口において、「描く」こととはいかなる行為であったのか。 本展は、詩作から美術批評、展覧会の企画や他の作家との交流など、瀧口の活動全体を展観しながら、多様な実験的技法で創られた作品と、パウル・クレーやマルセル・デュシャン、ジョアン・ミロをはじめとする関連作家の作品などあわせて約140点の展観を通してこの問いを再考していく。





